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明暗 

 ヴィクトリアマイルは、ストレイトガールが驚くべきパフォーマンスで連覇を達成した。予想通り、スマートレイアーに鈴をつけに行った馬がいた。レッドリヴェールだ。スマートは下げる。レッドが失速すると今度はカフェブリリアントが先頭に立つ。1000m57秒2のハイペース。レッドとカフェが大敗する中、スマートは良く踏ん張ったが4着が精一杯。外からショウナン、内からミッキーが伸びるが、その前にストレイトガールがいた。たった1頭の7歳馬が「みんな、お黙り!」とでも言うように突き抜けていた。2馬身半差は凄い!前週のNHKマイルCより1秒3速いレースレコード。文句なしだった。私は、ミッキーとショウナンの3連単2頭軸マルチ。やった!と思ったが、ストレイトガールが入ってない!そう、前2走9着、9着と敗れていた7歳牝馬を軽視してしまったのだ。う~ん、データを無視してリピーターは買っておけということか(笑)それにしても東西オープン馬約460頭のうち7歳牝馬はわずか7頭のみ。普通は6歳で繁殖に上がるところだが、1年延ばして大記録を作ってしまった。昨年もサンビスタが牝馬で初めて中央ダートGⅠを勝った。もう牝馬に常識は通用しない時代なのだ。
 ストレイトガールは、昨年1200mと1600mのGⅠを初めて勝った6歳牝馬で、私は、最優秀短距離馬はモーリスがいるので無理だが、特別賞並みの快挙だと書いたが、今年もそれに劣らぬ快挙を成し遂げた。また、生産牧場の岡本牧場は繁殖牝馬6頭という小規模牧場だが、昨年からこういった繁殖15頭以下の小さな牧場の馬が活躍している。ゴールドシップ、モーリス、ゴールドアクター、エイシンヒカリの生まれた牧場はみんな15頭以下の小牧場だ。値段も安かったと思われる。競馬という夢が小さな牧場にも宿っているということで、嬉しくなった。
 さて、気になるのは、同じレースを走ったメイショウマンボである。ストレイトガールより1歳下のGⅠ馬だが、もう何戦も2ケタ着順を続けている。引退時期を誤ったような気がするのだ。タイプが違うのだろうが、ストレイトガールとは逆に盛りを過ぎてしまったようだ。牝馬のもう一つの大切な仕事は牧場で子孫を残すこと。今からでも遅くはない。戦いの翼を休め、母となるべく牧場へ送り出してやってほしい。もう、彼女の惨敗をこれ以上見るということは彼女に対して失礼ではないだろうか。そんなことを考える明暗を分けたヴィクトリアマイルだった。

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