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 2014年12月 

最強牝馬襲名 

 有馬記念は、予想通りヴィルシーナが逃げてスローになった。エピファネイアがすっと2番手につけ、折り合いもまずまず。エピファの勝利が見えたように思った。どこで仕掛けるのかと見ていたが、川田は慎重だった。ゴールドシップは好スタートを切ったが下げてしまった。トーセンラーが何と4番手。これは怖いなと思ったが、ユタカは早めに外へ出さず内々を走る。ワンアンドオンリーも内でじっとしている。4コーナー手前で各馬が一気に仕掛けると、トーセンもワンアンドも外から被せられ抜け出せない。先頭に立ったエピファを好位で進んだジェンティルが交わす。外からゴールドシップ、内をこじ開けてトゥザワールド、最後に大外からやっとジャスタウェイが来たが遅すぎた。ジェンティルが抜け、2~5着にトゥザ、ゴールド、ジャスタ、エピファがなだれ込んだ。ああしたら、こうしたらという場面が多かったが、一瞬の判断が要求される競馬では、それが明暗を分ける。エピファが動かなかったことで流れが止まってしまった。枠順を生かしたジェンティルが、うまく立ち回った勝利だった。中央入り2年目でリーディングJとなった戸崎は、最後の最後でGⅠを勝ち花を添えた。終わってみれば最後までディープの一人勝ちだった。この12月のディープは、日本競馬史上最高のパフォーマンスを見せた種牡馬だと記憶されることだろう。そして、ジェンティルは、見事引退レースを飾った。GⅠ7勝は父ディープたちと並ぶタイ記録。特記されるのは、JCと有馬の二大タイトルを勝利した初の牝馬となったことだ。戦前、某紙にまたもや「母になる本能が妨げに?」という記事が出ていたが、以前このコラムでJCのブエナビスタを引き合いに出してプロの競走馬にはあり得ないといったが、今回もその通りだった。また、引退前なのでそっと走らせるなどという人もいるが、それは調教師のプライドが許さないだろう。しっかり仕上げた陣営には露ほどもそんなことは頭になかったろう。私がジェンティルを外したのは、あくまで中山におけるディープの成績が悪かったからだ。そのとおり、掲示板に乗ったディープ産駒はジェンティルだけだった。要するにジェンティルが別格だったということ。それを見抜けなかった私がまだまだということだ。これで今年も終わった。GⅠ24戦に参戦した結果は、6勝16敗2分け(引き分けは、プラスマイナス100円以内)マイナス14,170円でした。スプリンターズSの大当たりがマイナスを小さくしてくれた。勝率0.273は、まだまだ改善の余地がある数字だ。来年も挑戦あるのみ。今年、良かったことは、ミホシンザンとトウホクビジンに会えたことかな。では、良いお年を!ごきげんよう、さようなら。