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誰に勝ったのか 

 この4月5日は、ファイティング原田氏の70歳の誕生日である。私の少年時代のボクシングの英雄である。当時1団体8階級しかなかった(今は4団体17階級)時のフライ・バンタム級の世界チャンピオンだった。打って打って打ちまくるラッシュ攻撃は、私たちを釘付けにした。そして、減量の凄さは、後に「明日のジョー」の力石徹の減量描写のモデルとなる、水道蛇口しばりにも現れている。まさに魂のボクサーだった。
 原田より記録で上回るボクサーは何人もいる。しかし、彼の偉業は、ブラジルの英雄エデル・ジョフレに勝った事だ。ジョフレは、生涯72勝2敗という強豪で、黄金のバンタムと呼ばれたが、彼の2敗は、原田に敗れたものだった。誰も原田が勝つとは思っていなかったのだ。しかし、リターンマッチを含めて2度までも死闘を制し、世界を驚かせた。日本のプロボクサーで世界ボクシングの殿堂入りをしているのは原田だけだ。それは、ジョフレに勝ったからだ。プロスポーツにおける価値は、どれだけ勝ったかも大事だが、誰に勝ったかというのも重要なのだ。
 原田は、3階級制覇を目指し、オーストラリアで、ジョニー・ファメションに挑戦。3度もダウンを奪いながら地元紙さえ批判した不可解な地元判定に敗れた。数年前、オーストラリアにハラダサンという一流馬が現れた。オーストラリアのファンは、いまだにファイティング原田を忘れていなかったのだ。
 さて、今週はオルフェーヴルが登場。オルフェにとって、今年はただ勝つだけではなく、誰に勝ったかが問われる年になる。ドバイでのジェンティルドンナの走りにも注目。春は目の前だ。

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