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アングロアラブ 

 福山競馬のアングロアラブのモナクカバキチ(牡12歳)が7月24日、54勝目を上げ、高知のエスケープハッチ(引退)が持つ日本最多勝に並んだ。194戦目の快挙である。アングロアラブだけのレースは、一昨年に福山で最後を迎えており、その後は、サラブレッドに混じって走っている。モナクカバキチは、今回サラ下級条件戦で勝利したものである。アングロアラブは、サラブレッドの血が入っているが、アラブ血量が25%以上の馬がアングロアラブだけのレースに出走できる対象であった。アングロアラブは、戦後サラブレッドが少ない時代を支えてくれた功労者である。昔は、セイユウや、イナリトウザイというサラを負かして重賞を勝つような名馬もいたが、サラのレベルが上がり、頭数が増えると共に消滅の道をたどった。私が印象に残っているアラブは、昭和と平成の間ぐらいに活躍したアキヒロホマレである。アラブ同士で16連勝し、レコードも7回記録している。特に函館2000m芝で2分0秒5という記録は、当時のサラ900万条件の勝ち時計より速かった。16連勝の間に4回サラに挑戦したが、すべて二桁着順だった。最高68キロまで背負っていた馬が50キロくらいで出れたのだが、勝てなかった。馬が萎縮したとか言われたが、やはりこれは、種の違いというしかないだろう。
 ところで、種のこととなると、我々ファンならアラブと略してもいいと思うが、マスコミはアングロアラブと正しく伝えて欲しいと思う。種が違うのだから、ヒョウとチータを一緒にヒョウとは言わないはずだ。かつて大新聞に提案したが、今回の記事もやはりアラブ馬と書かれていた。もうすぐ消え行く運命にあるアングロアラブ。最後ぐらいは正しく伝えて終わらせてやりたいものだ。  小倉記念は、夏女イタリアンレッドでもう一丁!